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もうすぐ12月!!!相変わらず、なんだか忙しい毎日です。先週今週は主に通訳業で大忙しでした。今年で3年目になるローランド主催の電子オルガンセミナー&マスタークラスでの通訳業務は、東京や大阪、岡山などでアルゼンチン出身のオルガン奏者ヘクター・オリベラ氏をサポートするたいへん刺激的なお仕事です。今年で3年目になりますが、大きく括れば同じ音楽とはいえ、完全に畑が違うこの電子オルガンに関しての通訳は最初は大変でした。日頃、ねじを巻き、弓で弦をこすり、弦を指で押さえて音を出す楽器を演奏している私が、ボタンひとつで同じキーから、ストリングス(しかも数種類)、ウッドウィンズ(すべての木管楽器)、ブラス(もちろん全種類)、パーカッション(もちろんありとあらゆる)の音を出してしまうことができるこの魔法の箱の仕組みを理解して、皆さんにわかりやすい言葉で通訳していくというのは大変です。一方、元来好奇心が強い(であろう)私にとっては、実は新しいお勉強という感じでひとつひとつ新しい機能の説明を聞いては、「えー、そんなこともできるの!?」と楽しくもあるのですが…。
今回お手伝いさせていただいてるヘクター氏、クラシックオルガンをジュリアード音楽院で専攻され、現在もアメリカ各地で大活躍する有名なオルガン奏者なのですが、この魔法の箱を使って、ストラヴィンスキーの火の鳥やリムスキー・コルサコフ作曲のシェヘラザードなどをほぼオーケストラと同じ音を使って、弾きこなしてしまうんです。もちろん、一人で。右手と左手とペダルのみで。電子オルガンですから、もちろんあらかじめ録音しておいたものを流しながら演奏して、演奏時に音を重ねることもできるのですが、彼のポリシーは「すべての音をライブで!」。その演奏の様は本当にすごいです。
どんな楽器の前でも、音楽家としての探究心のレベルは変わることはないんだなあ、と思いました。
11月26日は東京・第1生命ホールで、12月2日は大阪・いずみホールで彼の演奏を聴いていただくことができます。お時間ある方は是非!
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